ぐっち日記

その日その日で思ったことや考えたことをとりとめもなくつづっていきます。

ビジネス語録

空振りに終わることを恐れない

今年は大雨や台風が多いです。
今度は台風20号。
23日の夜に関西を直撃しました。

ここ数年、「50年に一度の」と形容される災害が多いため、鉄道会社もすぐに電車を止めてしまいます。
そのため、企業もこんなときは社員を早く帰宅させるのが当たり前になっています。
この日もまだ雨が降りだす前からJRは間引き運転。
そして夜の8時に運行を取り止めるという案内も。
夕方の5時ごろJRの駅は大混雑だったようです。

テレビのニュースでも「空振りに終わることを恐れないでください」ということを強調しています。
避難や早期帰宅などの災害の備えは大げさに感じるくらいスピード感を持ってやるべきなのでしょう。

くら寿司の牛丼

これまで回転寿司屋さんに行く機会というのは滅多になく、1年に1回も行くことはなかったのですが、今は週に1〜2回ペースで行っています。
というのも、職場の近くのご飯屋さんは餃子の王将かくら寿司かラーメン屋か定食屋(オリーブ・キッチン)ぐらいしかないため。

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回転寿司屋なので寿司しかないかと思いきや、くら寿司は寿司以外のメニューが充実しているんです。
うどんとか、天丼とか。
なので、こうしてランチのローテーションに入っています。

そのくら寿司から新しいメニューが登場!
牛丼です。値段は370円(税抜き)。
これがなかなかおいしいです。ボリューム、味を鑑みて、値段相応だと思います。
やや甘めのタレです。すき家ほど味は濃くありません。
魚介の風味をかすかに感じさせます。

これに130円のうどんをつけて、ちょうど500円(税抜き)。
コストパフォーマンスが良いですね。
野菜不足が気になる方は、これにブロッコリーサラダ(100円)をつけても良いかもしれません。

寿司屋のメニューに牛丼。
一昔前ならありえない、と思われたかもしれませんが、規定概念を自ら崩してリピータ客を掴むという努力が感じられます。

遥か昔:強い企業が生き残る

ちょっと昔:賢い企業が生き残る

今:変化する企業が生き残る




政治と宗教とディズニーランドの話はするな

一般的に職場や飲み会、パーティなどでの会話では、
「政治と宗教の話はするな」
と言われています。

人の信条はさまざまなので、人が集まるところで調子に乗って特定の宗教をバカにしたり、政治家の批判をしたりすると思わぬトラブルになることがあります。

そこに「ディズニーランド」も加わるということを今日、実感しました。

ディズニーランドが好きか、好きではないか、も人によって大きく分かれるところです。
好きな人は年間パスポートを買って月に1回は行き、そうではない人はその話を聞いて「そんなに面白いの?」と思うけれど、それを口に出してはいけない。
特に女性の多くはディズニーランドが好きで、男性の多くはそれほど好きではない。
そのため、ディズニーランドが話題に挙がると、そこで大きなすれ違いが起こることがある。

人が集まるところではディズニーランドの話はしない。
もし話題に挙がっても、積極的に会話に参加せず、あいづちを打ちながらスルーするのが最も良い。

「こも巻き」中止に思うこと

神戸新聞でこんなニュースが。
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兵庫県姫路市は27日までに、世界文化遺産・国宝姫路城で毎年行ってきた冬の風物詩「こも巻き」を、今年からやめることを決めた。
松の木を害虫から守るために1960年代から続けてきたが、専門家から「効果がないどころか逆効果」と指摘を受け決断したという。
http://www.kobe-np.co.jp/news/shakai/201511/0008602493.shtml
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「こも巻き」
昔は日本各地の公園などでも冬になればよく見られました。
私も小学校のころ『冬が来る前に木に「こも」を巻いておけば暖かいので害虫がここに集まり、春になって「こも」を燃やせば害虫がいなくなり木が長生きする。とても大切な作業なんです』と習った記憶があります。

ただ、10年ほど前から「こも巻き」の効果が疑われるようになってきており、全国各地で中止されてきたようです。
確かに、最近は公園の松の木で「こも巻き」が行われていないなぁと思っていました。
そして、姫路城でも今年から中止されるようです。

「こも巻き」の中止について、私たちのような部外者からしてみれば「冬の風物詩がなくなったなぁ」としか感じないのですが、実際、「こも巻き」の効果を信じて長年作業を行っていた方々にしてみれば、「信じていたものに裏切られた」と感じ、この現実をなかなか受け入れられないかもしれません。
実際、「こも巻き」は江戸時代あたりから大名の庭園などで行われていたそうなので。

正しいと思って真面目にやっていたことが、数年後〜数十年後に「間違っているからすぐにやめなさい」となってしまう。
常識やモノの価値がすぐにひっくり返ることを意識して、行動しておくことが重要だと思っています。


嫌われるオッサンにならないために

最近、ツイッターを見ていて、ドキッとするツイートが。

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三十代の中堅社員になると、若手社員はこちらに話を合わせてくれるし、頼みごとも笑顔でやってくれるし、ともすれば自分は皆に好かれていてコミュニケーション能力が高いかのような錯覚に陥りそうになる。
これが続くと人の話に耳を貸さない嫌われるオッサンの完成です。怖いよ本当。
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社内で、ある程度中堅になり、役職も付いて、体制的に上位に位置するようになると、周りの人(社員だけでなく取引先の方たちも)が自分に気を使ってくれるのがわかってきます。
確かにとても居心地のよい状況ではあるのですが、自分が偉くなったように錯覚していると、後で落とし穴にはまるということを自覚しておきたいです。

実際、自分も若いころは人間的に優れていなくても、ちょっと偉い人に対しては、つまらない説教をされても神妙な顔つきで頷き、世間のニュースに対する偏向的な批評や、くだらないギャグを言われても笑って話を合わせたりしていたので。

ときどき自戒するために、みんなと過ごす時間と同じくらい一人で過ごす時間を作ることが大切だと思います。

スタジオアリスのビジネスモデル

今日は近くの神社へお宮参りに。
両家の祖父母も来てもらっていっしょに記念撮影をしようということでスタジオアリスを予約していました。
全国に450店舗を展開するこども写真館「スタジオアリス」
行ったことはなくても看板を見たことがある人は多いと思います。

3時半に予約を入れてお店に行ったのですが…、店内はたくさんの親子でごった返していました。
3連休で、しかも七五三のシーズンとも重なったということもあったのでしょうけれど、すべての撮影が終わり、写真を選び終わったのは7時半でした。
親子ともども疲れました。

それにしても、スタジオアリスのビジネスモデルはなかなかすごいなと思います。
スタッフは子どもあやす技術に優れていないといけません。
奇声を発し、おもちゃやぬいぐるみを振ったり投げたり落としたりして子どもの気を引いて、スマイルを引き出さないといけません。
一日中、こうして子どもと対応していると、めちゃくちゃ疲れるだろうと思います。

やっぱり3歳ぐらいの子どもの撮影がものすごく難しそう。
じっとしていませんもんね。
言葉も通じないし。
スタッフ3人がかりで一人の子どもに対応して15分ぐらいかけてやっと1ポーズが撮れるような感じ。
これは時間がかかりますね…

スタジオアリスのビジネスモデルですが、なかなかうまくできています。
貸衣装は無料、撮影料は3,000円程度で、時間をかけて何ポーズでも写真を撮ってくれます。
スタジオのセットも背景や置物が豊富にそろえられており、スタッフが手際よくスタジオを舞台転換していきます。
ディズニーの衣装やセットもたくさん用意されています。
これだけ聞くととても「お得!」な感じがしますが…

スタジオアリスがどこでお金を取るかというと、数えきれないほど取られた写真を選んでプリントしたりアルバムにするとき。
料金システムはとても複雑なのですが、四切りサイズの写真1枚がだいたい5,000円ぐらいになります。
ただし、ここで選ばなかった写真は捨てられます。データももらえません。

これがミソですね。
親は子どもの笑顔が写った写真が数えきれないほどあるので、「これもこれも欲しい」という感じで捨てられないんです。
そんなわけで、10枚ほど写真を選ぶと、50,000円ぐらいになります。
ここで選んだ写真のみがプリントされて、アルバムになったりします。
そして、選んだ写真はデータがもらえるのですが、これが撮影日から1年後というシステムになります。

一昔前はカメラも高額で操作も難しく、きれいに写真を残すには写真館に行くしかありませんでした。
それが、一眼レフカメラの値段が下がり、プリンタも高画質になって誰でもきれいな写真を撮って残せる時代になりました。
古くからある町の写真屋というものはどんどん廃業に追い込まれる状況にあると思います。
そのような状況で「写真館に行く価値」というものを懸命に作り出す企業努力が感じられます。

(1)写真館に行く動機の創生
写真館で写真を撮るというのは「多くて1年に1回ぐらい」というのが一般的な感覚だったと思うのですが、
・マタニティー
・お宮参り
・お食い初め
・ハーフバースデー
・端午の節句
・桃の節句
・バースデー
・七五三
・入園式
・卒園式
・入学式 などなど…
と、記念日を作り出し、それぞれのスタイルを顧客に提案することでビジネスチャンスを作り出すところは見習いたいところです。
しかも、「3世代で写真を取ったらプレゼントあり」としっかり祖父母-父母-子どもの3世代を想定しています。

(2)スタジオのシステム化
待ち時間に機材やスタッフの動きを見ていましたが、すべてがシステム化されていてスピーディであるということ。
一般的に写真館での撮影と言えば、撮影シーンごとに背景を変え、舞台を作り、露出を測り照明を調整して…、と準備に時間を取られてしまうと思うのですが、ここではそのような準備がスムーズで機材の調整に時間が取られることがなく、子どもの機嫌さえ良ければ撮影そのものは数分で終わると思います。

また、そのシステム化のおかげで、カメラマンに高い技量が求められていません。
撮影パターンが決まっており、それに応じて機材が設定されていると思われるので、スタッフはすぐに技術が習熟できそうです。
むしろ、撮影技術よりも子どもをあやす技術のほうが求められる思います。

こうして全国に400店舗以上を展開するためには、たくましい商魂と優れたシステムの存在が重要であると感じました。



そんなこんなでいろいろ考えながら待ち時間を過ごしていました。
待ち時間に、スタジオでたくさんの子どもが撮影されるところを見て、「自分の子どもが一番かわいい!」と思うのは、やっぱり親バカが発動されているんでしょうね(笑)

対案なき批判はするな

対案なき批判はするな
ビジネスでの常識であるが、これを実践できている人は意外と少ない。

社内では問題に対して対策が練られ、案が出される。
そこで、
「これはダメだ」
「こんなことしても変わらない」
「うまくいくわけがない」
と、否定の言葉だけを述べる人が存在する。

「じゃあ、他にどうすればよいのか意見を言えよ」
と振っても、
黙り込むか、「後で考えて案を出す」といってお茶を濁す。

「提案」はビジネスにおいて非常に重要な行為で、仕事ができる人は、自社の売上・利益向上、顧客満足度向上、業務効率化、チーム運営効率化等について常に考え続けている。
むしろ考え続けていないと、タイミングよく案が出せないのである。

適切なタイミングで案が出せないというのは、「こいつは何も考えていないな」と見なされる。
そんな人が現行の施策や新しい提案に対して、対案なく批判しかなければ「こいつはできないヤツ」とされるのは必定。

常に現状と改善案について考え続ける
この習慣を若いうちに身に付けるかどうかで、その人のビジネス人生が決まると言っても過言ではない。

ランチのメニューは一番偉い人と同じものを頼め

日常の仕事や出先で、偉い人やお客様といっしょにランチをする機会がある。
プライベートのランチでは自分が食べたい好きなものを頼めばよいが、仕事のランチはあくまでビジネスとしてとらえよう。

すなわち、「鈍くさい」「空気が読めない」「調和を乱す」ような行為は厳禁。

一般的には
・一番偉い人が箸を付けてからでないと、周りの人は食べ始めてはいけない
・自分より地位の高い人より高価なメニューを頼んではいけない
ということがルールであるが、もう一つノウハウを。

もっとも無難なのは、「メニューを見て考えるふりをしながら、その場で一番偉い(地位の高い)人が注文したものと同じものを注文すること

自分だけ先に料理が出てきてしまって一番偉い人の料理が最後に出てきてしまう、ということになると、全員がとても気まずい時間を過ごすことになってしまう…
そんな不調和を防止し、みんなが気持ちよくスムーズにビジネスランチを食べる工夫である。

仕事のランチはビジネスとしてとらえ、自分が好きなものは、気の置けない友人たちとのランチのときに思う存分食べればよい。
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