「本日、日本に上陸」ということで社会現象になっています。

ポケモンGO

スマートフォンのAR(拡張現実)を使ったゲームです。
現実の風景に現れたポケモンのキャラクターを捕まえたり、他のゲーマーと戦ったりして楽しむようです。
そのキャラクターが公共施設や私有地に現れるので、不法立ち入りや歩きスマホによる事故の発生が懸念されているというわけです。

スマートフォンのARについては、これまで、観光案内や家具の部屋への配置シミュレーションなどのアプリでちらほらとみられましたが、あまり流行するものではありませんでした。
※登山では山座同定アプリなどもありました。
それが、今回、ゲームに取り入れられることで多くのユーザが利用し、日の目を見たように思えます。

自分が生きてきたこの40年ほどはコンピューターゲームの進化と同期しているように思えます。
アーケードゲーム→ファミコン→PS→Wii→DS→スマホゲーム
この状況において、自分がまったくゲームに没入しなかったことが不思議な感じです。

ゲームにかける時間とそのリターンを考えたときに、メリットがないと実感しているからでしょうね。
通勤時間に1時間かかるとして、自分にとっては電車の中でその1時間をスマホゲームに費やすよりも読書に費やすほうが費用対効果が高いと感じてしまっているからだと思います。

そうは言いながら、コンピューターゲームの人を熱中させるパワーには尊敬を感じます。
このパワーを自分の携わっている産業に活かしたり、紛争の解決に活かせることはできないか、考えていきたいと思います。