00まだ梅雨明けはしていませんが、そろそろ梅雨も終わりの雰囲気です。
この日は近畿地方から東は晴れの予報。
大峰山でまだ登っていなかった釈迦ヶ岳に行くことにしました。
山頂のお釈迦様にもお会いしたかったので。

釈迦ヶ岳に日帰りで登れるルートは大きく2つ。
(1)大峰山脈西側の太尾登山口から
 標高差500m。往復4時間ほど。
 ただし、登山口までの林道が長い。

(2)大峰山脈東側の前鬼口から
 標高差1000m。往復8時間ほど。
 やはり登山口までの林道が長い。

06夏は暑いので、今回は(1)の太尾登山口からにしました。
涼しい午前中のうちに山行を終わらせようと、早起きして2時半に神戸を出発。
阪神高速→南阪奈道路→R169→県道20号→R168で旭橋まで3時間ほど。
ここから登山口までの林道がかなり長いです。
状態の良い舗装路なのですが、道は細く、落石多く、ガードレールがない個所もあり、緊張が続きます。
R168旭橋から太尾登山口まで距離は18kmなのですが、1時間ほどかかります。

天気は曇り。山には霧がかかっていてとても涼しいです。
始めに少し登ると、すぐに稜線に出ます。
稜線は展望の良い笹原。
コバイケイソウが大群生しています。
花はきれいなのですが、この匂い、いや臭いがなんとも言えません…
ジャガイモが腐ったような臭い、という感じです。

04緩やかな登りがずっと続きます。
頂上の直下のみ登りがややキツイです。
登山口から2時間ほどの登りで山頂のお釈迦様に会えました!
お釈迦様は想像よりも大きいです。台座を含めると高さは3mほどありそう。
ちょうど霧が晴れて、展望が広がりました。
北側には八経ヶ岳へ続く大峰山脈の山並みがきれいに見えます。

下りはコバイケイソウを眺めながら来た道を折り返しました。

太尾登山口からのルートは標高差も小さく、歩行時間も短く、危険個所もなく、展望を楽しみながら山頂へ向かうことができ、登山初心者の方を連れていくには最適です。
登山口にきれいなトイレもあり、ファミリー登山にもおすすめです。
ただ、登山口までのアプローチが大変です。

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