DSC_05482年前に千葉から神戸に引っ越しするときに、山友達から「お!船で九州の山に登れるじゃん!」と羨ましがられました。
調べてみると、関西と九州を結ぶ夜行フェリーがたくさんあって、これを使うと時間を有効に使った山行ができそう!
ということで、機会をうかがっていましたが、今年、ミヤマキリシマの季節を狙って九重連山へ向かうことにしました。

金曜日の仕事が終わると、いったん家に帰って、車で六甲アイランドの神戸港へ。
駐車料金は3泊4日の駐車で3,000円。ちょっと高い感じ。

さんふらわあ号はなかなか快適。
夕食のバイキングはなかなか豪勢です。
大きな揺れはなく、エンジンの小刻みな振動があるのみ。
これが気にならなければ熟睡できると思います。

翌朝7時半ごろ大分港に到着し、レンタカーを借りてくじゅうの登山口である長者原まで1時間半ほど。
長者原から硫黄山のもくもく立ち上がる水蒸気を見ることができます。

DSC_0632長者原からは雨ヶ池越で坊ガツルのテント場へ2時間ほど。
坊ガツルのテント場は快適です。
草地で、冷たい水場があって、10分ほど歩くと法華院温泉があります。
ここにテントを張って、お昼ご飯。

坊ガツルからは平治岳(ひいじだけ)の山の上が薄くピンクに染まっている様子が見えます。
ご飯を食べてから、平治岳へ。
大戸越(うとんこし)に着くと、平治岳の山肌はピンク色に染まっています。
これはきれい!

DSC_0536ミヤマキリシマが開花し、ピンクに染まる斜面を景色を楽しみながら登っていきます。
山頂付近に着くと、これがまた美しい!
まだ5分咲きぐらいでしたが、これが全部開花したらものすごいきれいだろうなぁ。
しばらく山頂から九重の山並みを眺めていました。

翌日は朝から大船山(たいせんやま)へ。
こちらは標高が高いせいか、まだほとんど開花しておらず。
この日は開山祭が行われるということで、すごい人の数でした。

DSC_0667下りは北大船山から大戸越へ。
北大船山のあたりもまだつぼみが多かったですが、開花するとものすごいきれいになりそうです。

帰りはスガモリ越で。
北千里は「まさに火山!」という雰囲気です。
今度は久住山のほうを登ってみたいですね。

帰りのフェリーではビールがおいしかった〜。
翌朝6時半ごろ神戸港に到着し、いったん家に帰ってから出勤しました。

往復夜行フェリーを使って、土日をフルに使う山行はなかなか楽しめました。
九州にはまだまだステキな山があるので、フェリーを使ってもっと楽しみたいと思います。

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