IMG_20140405_2150489896月公開の映画です。
嫁さんが応募した試写会の抽選が当たったので観に行ってきました。

山小屋を営んでいた父親が急逝し、都会で働いていた息子が周囲の人に支えられながら跡を継ぐ…という展開。
監督は「剱岳 点の記」の木村大作。

出演も松山ケンイチ、蒼井優、豊川悦司と豪華な山岳映画ですが、これは酷い作品でした。
山も谷もないストーリー展開。
盛り上がりがまったくありません。
淡々と話が進んでいきます。

そしてとってつけたような演技。
豊川悦司が偽物っぽい関西弁で丁寧に話すのが非常に気持ち悪い感じでした。

また、山岳映画といえば、やはり美しい山の景色を期待すると思うのですが、どのシーンも天気が悪く、遠くの山が霞んでいる…
予算がなくて、天気が良い日まで待つことができなかったのかなぁ。
別に山小屋が舞台じゃなくてもよかったんじゃないなぁと思います。

ちなみに出演者はみんなモンベルを着ています。
そして、辰野会長も出演しています。
このあたりがこの作品を安っぽくしていますね…
素人が映画に出演してはいけません。
人間、歳を取ると何とかして名前を残したい、と思ってしまうのでしょう。

どういう経緯でこの映画が制作されたのか気になります。
公開は6月14日。